保育園の費用はどう決まる?
認可保育園の保育料は、**世帯の住民税額(所得割額)**に基づいて決まります。つまり、収入が高い世帯ほど保育料も高くなる仕組みです。同じ園に通っていても、家庭によって保育料が異なります。
保育料は各自治体が独自に設定しており、国が定めた上限額の範囲内で区市町村ごとに階層区分と金額が決められています。
保育料の目安
認可保育園(0〜2歳児クラス)
東京23区の認可保育園の保育料は、おおよそ以下の範囲です。
- 住民税非課税世帯:0円
- 年収300万円前後:月額 10,000〜20,000円程度
- 年収500万円前後:月額 20,000〜35,000円程度
- 年収700万円前後:月額 35,000〜50,000円程度
- 年収1,000万円以上:月額 50,000〜80,000円程度
※ あくまで目安です。住民税額と区の階層表で正確な金額が決まります。
3〜5歳児クラス(幼児教育無償化)
2019年10月から始まった幼児教育・保育の無償化により、3歳児クラス以上の認可保育園の保育料は無料です。ただし、以下の費用は別途かかります。
- 給食費(主食費 + 副食費):月額 5,000〜10,000円程度
- 延長保育料
- 行事費・教材費など
認証保育園・認可外保育施設の費用
認証保育園や認可外保育施設の保育料は、園が独自に設定しています。所得に関係なく一律の料金であることが多いです。
- 認証保育園:月額 40,000〜80,000円程度(0〜2歳児)
- 認可外保育施設:月額 50,000〜150,000円程度(施設により大きく異なる)
認可保育園に比べて割高ですが、自治体からの補助金制度を利用できるケースが多いです。
保育料の負担を軽減する制度
きょうだい割引(多子軽減)
きょうだいで保育園に通っている場合、2人目は半額、3人目以降は無料になる制度があります。2024年度からは、きょうだいの年齢制限が撤廃される自治体も増えています。
認証保育園・認可外保育施設の補助金
認証保育園や認可外施設に通う場合、多くの区で月額 20,000〜40,000円程度の補助金を受けられます。申請が必要なので、入園後に忘れずに手続きしましょう。
ひとり親家庭の減免
ひとり親家庭の場合、保育料がさらに軽減されます。住民税非課税世帯の場合は0円、課税世帯でも大幅な減額が受けられます。
保育料以外にかかる費用
- 入園準備品:布団カバー、着替え、上履きなど(10,000〜30,000円程度)
- 延長保育料:月額 2,000〜5,000円程度(利用時間による)
- 給食費:3歳以上は月額 5,000〜10,000円程度
- おむつ代:園でサブスク利用の場合、月額 2,000〜3,000円程度
- 写真代・行事費:年間数千円程度
認可・認証・認可外で保育料が大きく異なるため、認可と認証の違いを理解しておくことも大切です。費用を抑えたい場合は、小規模保育園や保育ママも選択肢になります。
まとめ
保育料は家庭の収入や子どもの年齢、通う園の種類によって大きく変わります。3歳以上は無償化で負担が大幅に軽くなりますが、0〜2歳児は家計に影響する金額になることも。まずはお住まいの区の保育料表を確認し、自分の世帯がどの階層に当てはまるか把握しましょう。
入園に向けた準備は、指数シミュレーターで入園可能性を確認するところから始めてみてください。保育園一覧では園ごとの情報もチェックできます。