兄弟・双子の保活は何が違う?
兄弟姉妹がいる場合や双子の場合、保育園の入園選考では特別な加点や配慮が受けられることがあります。一方で、同じ園に入れたいという希望が通るかどうかは状況次第です。ここでは、きょうだいの保活で押さえておくべきポイントを解説します。
きょうだい加点(調整指数)の仕組み
認可保育園の入園選考では、多くの区で**「きょうだい加点」**と呼ばれる調整指数の加算があります。主なパターンは次の通りです。
上の子がすでに在園している場合
- 上の子が希望する園に在園中の場合、下の子に**+3〜+6点**の加点がつく区が多いです
- 上の子が別の認可保育園に在園中の場合も、+1〜+3点程度の加点がつくことがあります
- 加点の点数は区によって大きく異なるため、必ず確認しましょう
きょうだい同時申込みの場合
- 双子や年子など、複数の子を同時に申し込む場合に加点がつく区があります
- 加点がない区でも、同時申込みの場合に優先的に同じ園に配置する配慮をしている区もあります
お住まいの区のきょうだい加点がどうなっているかは、指数シミュレーターで確認できます。きょうだいの状況を入力するだけで、加点が反映された指数が分かります。
同園希望の出し方
きょうだいを同じ園に通わせたい場合、申込書に**「同園希望」の意思表示**をすることが大切です。
上の子が在園中で下の子を申し込む場合
上の子と同じ園を第1希望にするのが基本です。多くの区では、在園児のきょうだいを同園に入れる際に大きな加点がつくため、有利に働きます。
双子やきょうだいを同時に申し込む場合
同時申込みの場合は、区によって対応が異なります。
- **「2人とも同じ園でなければ辞退する」**という条件付きで申し込める区があります
- 逆に、**「別々の園でもよいので、とにかく入れたい」**と選択できる区もあります
- 同園を条件にすると入園のチャンス自体が減る可能性があるため、ご家庭の事情に合わせて判断しましょう
双子の保活で特に注意したいこと
双子の保活には、1人の子どもとは違った難しさがあります。
空き枠が2つ必要
同じ園・同じ年齢クラスに2人分の空きが必要です。定員の少ない園では物理的に入れないこともあります。定員が多めの園を希望に入れるのが現実的です。
双子加点がある区を確認
一部の区では多胎児(双子・三つ子)に対する特別な加点を設けています。近年、多胎児家庭への支援強化の流れから、加点を新設する区も増えています。
見学は早めに、計画的に
双子を連れての保育園見学は体力的にも大変です。パートナーや家族と協力して、無理のないスケジュールで見学を進めましょう。
もし別々の園になったら
同園が叶わず、きょうだいが別々の園になるケースもあります。その場合でも、次の対応が考えられます。
- 転園申請:入園後に同じ園への転園を希望する申請を出す。きょうだい在園の加点がつくため、転園が通りやすくなります
- 送迎ルートの工夫:2つの園が近い場合は、送迎の順番を工夫して対応する方もいます
- ファミリーサポートの活用:どうしても1人で2園の送迎が難しい場合は、自治体のファミリーサポート事業の利用も検討しましょう
きょうだい加点を含めた指数の全体像は指数の計算方法で解説しています。別々の園になった場合の転園については転園方法ガイドを、保活全体の進め方は保活スケジュール完全ガイドを参考にしてください。
まずは指数を確認しよう
きょうだいの加点がどのくらいつくかは、お住まいの区や状況によって異なります。保活くんの指数シミュレーターで、きょうだいの状況を含めた正確な指数を確認してみてください。また、保育園一覧では定員の多い園を探すこともできます。